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7話 告白と歪んだ愛の形

مؤلف: みみっく
last update آخر تحديث: 2025-12-17 12:10:48

 俺の問いかけに、ミナはびくりと体を震わせる。恥ずかしさと、僅かな恐怖が入り混じったような表情で、俺を見つめた。だが、ミナは、俺の言葉に逆らうことはせず、少しずつ、正直に話してくれた。

「……キスされて、その、頬を触られて……胸を触られました……」

 ミナの顔は真っ赤になり、俯きながら話す。その言葉を聞いているだけで、俺の胸は熱くなり、想像が膨らんでいく。俺は、さらに詳しく聞きたくなった。

「その時は、どんな感じだった? どんな声を出したんだ?」

 俺の問いに、ミナはさらに赤くなり、潤んだ瞳で俺を見つめた。

「……んぅ……って……先輩の指が、スカートの中に入ってきて……」

 ミナは、自分の手を俺の太ももの上に乗せ、自分の秘部を触るように、ゆっくりと指を這わせる。俺の股間は、その仕草だけで熱くなっていく。ミナは、その時の快感を思い出したのか、うっすらと目を開け、とろんとした目で俺を見つめた。

「……やぁ、って言ったんですけど、んぅ……って声がでちゃって……先輩の舌が中に入ってきて……」

 ミナの指が、俺の太ももの内側をなぞる。その指先が、熱い感触を伝える。ミナは、さらに詳しく、先輩がどうやって彼女の体を貪っていったのかを話してくれた。その話を聞くたびに、俺の心臓は激しく高鳴り、全身の血が逆流していくような感覚に陥った。俺は、ミナの話を聞きながら、自分の中のドス黒い感情が、満たされていくのを感じていた。

 俺はミナの話に耳を傾けていた。彼女が他の男と関係を持ったという事実が、俺の心を深く抉る。俺は、この愛らしいミナのすべてを独占できると思っていた。俺がこの目で見たのは、大学の飲み会の後の先輩とミナの行為、そして、今日のバイト先での先輩とミナの行為。俺の恋人は、俺の目の前で別の男に抱かれていた。その事実が、俺を深く絶望させた。

 ミナの話を聞き終えた後、俺たちは黙ってコンビニで買ってきた夕食を口にした。ミナは、時折不安そうに俺の顔を覗き込んできたが、俺は何も言わず、ただ食事を続けた。食事を終え、ミナを家まで送り届ける道中も、俺たちはほとんど言葉を交わさなかった。

 ミナの家の前で別れを告げ、一人きりになった俺は、冷たい夜風に吹かれながら、ぼんやりと空を見上げた。ミナとの話が、頭の中で何度も繰り返される。俺の目の前で、ミナが別の男に抱かれていた。その事実が、俺の心を深く抉りながらも、俺の股間を熱くさせていく。

 家に帰り着くと、俺は真っ先に自分の部屋のベッドに横になった。目を閉じると、ミナの話していた内容が、鮮明な映像となって脳裏に蘇る。淫らに喘ぐミナの姿、快感に蕩ける表情……。俺は、その妄想に興奮を抑えきれず、再びズボンのジッパーに手をかけた。ミナの話を思い出すたびに、俺は何度も射精を繰り返した。この止められない背徳感と、ミナへの歪んだ愛情が、俺の心を蝕んでいく。

 翌日のバイトが終わり、ミナはまた俺の部屋に遊びに来た。俺は、昨日の話の続きをするべきか迷ったが、結局、またあの時のことを切り出した。今度は、大学の飲み会の後、先輩の家でミナと先輩の行為を見ていたことも話した。

 ミナは、俺の言葉を聞くと、震えるように体をこわばらせ、何も言えずに俯いた。その大きな瞳には、みるみるうちに涙が溜まっていく。

「……なんで助けてくれなかったんですか……」

 か細い声で、ミナは俺にそう言った。俺は、怒っているわけでも、責めてきているわけでもない、その声色に違和感を覚えた。その表情は、初めは瞳に涙を溜めていたが、今はただただ恥ずかしそうで、照れ隠しをしているようにも感じられた。

 「俺が起きた時には……ミナが先輩に挿れられていたから……」

 俺がそう答えると、ミナは、びくりと肩を震わせた。だが、その顔は、ほんのり赤く染まり、口元はわずかに緩んでいる。

「……そ、そうなんですね……それでは……仕方ありませんよね……」

 その言葉に、俺の心はまたしても深く抉られた。ミナは、本当に無理やりだったのだろうか。それとも、快感に溺れていたのだろうか。俺は、そんなミナの姿に、またしても興奮を抑えきれなくなっていた。

 ミナのその言葉に、俺は胸を締めつけられるような思いだった。だが、俺が本当に知りたかったのは、ミナの口から語られる、あの日の夜の全てだった。俺は、ミナの腕を掴み、その瞳をじっと見つめる。ミナは、怯えたような、それでいてどこか熱を帯びた瞳で俺を見つめ返した。

「どうして先輩と?」

 俺の問いに、ミナは顔を真っ赤に染め、俯いた。

「そ、それは……先輩が眠っていたわたしに……キスをしてきて、ユウヤ先輩かと思って……その、舌を絡めてキスを続けちゃって……興奮して……その……」

 か細く震える声で、ミナは必死に言い訳をするように話す。その言葉を聞いているだけで、俺の頭の中には、あの夜の光景が鮮明に蘇ってきた。ミナは、羞恥心からか、自分の膝をぎゅっと抱きしめ、さらに体を小さくした。

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